犬猫の資格は仕事に活かせる?資格取得後に独立・開業した望月紗貴氏の実体験インタビュー
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「犬や猫の資格を取得したら、本当に事に活かせる?」
「ペットの資格を自宅で取って、未経験からペット業界で働くことはできる?」
「犬猫に関わる仕事で副業や独立・開業をしたいけれど、何から始めればいい?」
犬や猫が好きで資格を探している方の中には、資格取得そのものではなく、その先にある「仕事」や「独立」を目的としている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、犬猫に関する資格を取得した後、実際にペット関連の仕事を始め、個人事業、一般社団法人、株式会社へと活動の幅を広げてきた望月紗貴氏に、資格取得から仕事につなげた実体験について聞きました。
現在は、ペットフード開発、犬猫関連の教材制作、企業向けサービス、セミナー、動物保護活動など、犬猫に関する複数の事業に携わっています。一般社団法人愛玩動物健康管理協会の公式サイトでも、ペットフードの栄養設計、ペット用品開発、教材制作、記事監修など、企業向けに幅広いサービスを展開していることが確認できます。
「自宅で犬猫の資格を取得したい」
「ペットの資格を仕事に活かしたい」
「会社員からペット業界への転職を考えている」
「ペット関連の仕事で副業・独立・開業したい」
そんな方に、ひとつの実例として読んでいただきたいインタビューです。
すでに犬猫について学んだ経験があり、さらに専門性を高めたい方はこちら。
犬猫の資格取得後、会社員からペット業界へ

――まず、犬猫の資格を仕事にしようと思ったきっかけを教えてください。
資格を取得した当初から、資格を持っていること自体を目的にしていたわけではありませんでした。
犬や猫について学んだ知識を、どうしたら仕事にできるのかを考えていました。
資格は取得しただけで仕事がもらえるものではありません。
それでも、資格取得のために勉強したことは、その後の仕事を始めるための知識の土台になりました。
私は資格取得後に脱サラし、2018年から個人事業主としてペット関連の仕事を始めました。
最初から現在のように複数の事業を行っていたわけではありません。
一つひとつ仕事を作り、実績を積み重ねていった形です。
最初に始めた仕事は「犬猫のライター」と「ペットフード受託開発」

――独立したばかりの頃は、どのような仕事をしていましたか?
2018年に個人事業主になり、主に犬猫に関するライティングとペットフードの受託開発を行うようになりました。
犬猫のライターであれば、犬や猫の食事、飼育、健康管理などについて記事を書くため、資格取得の過程で学んだ知識を活用できます。
ただ、実際に仕事をするようになると、資格教材で勉強した知識だけでは足りないことにも気づきました。
依頼を受けるたびに調査し、新しい情報を勉強し、専門資料を確認する。
この繰り返しです。
資格取得はゴールではなく、むしろ専門分野を勉強し続けるスタート地点だったと思っています。
「資格を取ったら仕事が来る」わけではなかった
――犬や猫の資格を取得すれば、仕事につながりますか?
これは、これからペット資格を取得する方に一番伝えたい部分です。
資格を取っただけで仕事が来るわけではありません。
資格は仕事を保証するものではありませんし、資格を取得した翌日から専門家として依頼が殺到するわけでもありません。
大切なのは、
資格取得 → 勉強 → 小さな仕事 → 実績 → 専門性 → 次の仕事
という流れを作ることだと思います。
私自身も、資格だけで現在の仕事ができるようになったわけではありません。
資格取得後も勉強を続け、実際の案件に携わり、経験を積み重ねてきました。
だからこそ、これから資格を選ぶ方には「取得しやすそうだから」という理由だけで選ぶのではなく、将来自分が何の仕事をしたいのかまで考えてほしいです。
犬猫の資格を活かして一般社団法人を設立

――個人事業から、その後どのように仕事が広がったのでしょうか?
個人事業としてペット関連の仕事を続けた後、一般社団法人愛玩動物健康管理協会を設立しました。
現在は代表理事として、犬猫に関するさまざまな事業を行っています。
法人向けには、ペット用品の監修、ペットフードの栄養設計、一般食・おやつの商品企画、ペット用品のOEM開発、商品開発コンサルティング、冊子・教材制作、記事監修などを行っています。一般社団法人愛玩動健康管理協会
つまり、最初は資格取得後に始めた個人の仕事だったものが、経験を積み重ねることで、企業から依頼を受けるBtoBの仕事にも広がっていきました。
犬猫の教材制作・企業向けセミナー・個人向けセミナーへ
――現在は教育関係の仕事もされていますね。
はい。
犬や猫について学ぶための教材制作にも携わっています。
さらに、企業向けセミナーや一般の飼い主さん向けのセミナーなど、「自分が知識を学ぶ側」だったところから、今度は知識を伝える仕事にも活動が広がりました。
資格を取得した頃には、ここまで仕事が広がるとは考えていませんでした。
でも、ひとつの分野を勉強して仕事に使い、その仕事から必要になった別の知識を勉強する。
それを繰り返しているうちに仕事の幅が広がっていきました。
CAHAでは現在、犬猫の健康管理・食育・介護・飼育に関する教育事業に加え、企業支援、商品開発、動物保護活動などを展開しています。一般社団法人愛玩動健康管理協会
資格は「1つ取って終わり」ではなかった

――現在は複数の資格を持っていますが、なぜ資格を増やしたのでしょうか?
仕事の範囲が広がるにつれて、必要な知識も増えていったからです。
例えば犬の栄養について知っていても、実際の仕事ではそれだけでは足りません。
介護について知る必要があることもありますし、行動について調べなければならないこともあります。
ペットフードの商品開発であれば、栄養だけではなく原材料、表示、商品設計など、さらに別の知識が必要になります。
現在、CAHA公式プロフィールにも、犬の管理栄養士、犬の管理栄養士アドバンス、愛玩動物救命士、犬猫行動アナリスト、ペット看護士など複数の保有資格が掲載されています。一般社団法人愛玩動健康管理協会
私の場合は、仕事をする→必要な知識が分かる→さらに学ぶという流れでした。
これから仕事目的で犬猫の資格を取得する方も、一度に何でも勉強しようとする必要はないと思います。
まず、自分が仕事にしたい分野から始めるのがおすすめです。
ペットフード受託開発という仕事

――ペットフードの受託開発とは、具体的にどのような仕事でしょうか?
ペットフードを販売したい企業から依頼を受けて、商品企画や原材料、栄養設計などに関わる仕事です。
CAHAでは、ペットフードの委託栄養設計、一般食・おやつの商品企画開発、原材料選定、栄養素配合設計などを法人向けサービスとして提供しています。一般社団法人愛玩動健康管理協会
この仕事では、犬や猫の栄養学について勉強して終わりではありません。
企業の商品として実際に販売するための知識や経験が必要になります。
私自身も案件を経験するたびに勉強しながら、専門性を高めてきました。
犬猫の資格から「教材を作る仕事」へ
――教材制作には、これまでの経験が活かされていますか?
とても活かされています。
自分自身が資格取得のために勉強した経験があるので、「初めて勉強する人がどこで難しいと感じるのか」を考えることができます。
さらに、実際にペット関連の仕事をしてきたことで、単に知識を並べるのではなく、実務ではどう使うのかという視点を持てるようになりました。
犬猫の教材を作る仕事も、資格取得当初から予定していた仕事ではありません。
ひとつの仕事を続けてきた結果として生まれた仕事です。
動物保護シェルターの運営にも事業の売上を活用

――現在は動物保護活動にも力を入れていますね。
はい。
現在は動物保護シェルターも運営しています。
私にとって、ペット関連の仕事をすることと動物保護は完全に別のものではありません。
自分たちがペット関連事業で売上を作り、その資金を犬や猫のために使うという仕組みを大切にしています。
CAHA(一般社団法人愛玩動健康管理協会)公式サイトでも、代表者の個人資金やペットフード委託開発などの営利活動から得た資金で保護動物の生活を支えてきたことが説明されています。
2026年10月7日時点では、犬猫48頭を保護しています。
なお、公式サイト上のシェルター紹介は2026年3月時点で43頭となっており、その後のEduTail公式発表では2026年6月25日時点で48頭とされています。
「ペット関連の仕事をすることが、さらに犬や猫を助ける活動につながる」
これは現在の仕事を続ける大きな理由のひとつになっています。
日本UI動物医療リゾート株式会社の取締役副社長へ

――ペット業界での活動は、さらに広がっていったのでしょうか?
はい。
その後、日本UI動物医療リゾート株式会社の取締役副社長にも就任しました。
CAHA公式プロフィールでも、2023年12月に同社の取締役副社長へ就任したことが掲載されています。
最初は個人事業として始めたペット関連の仕事でした。
それが法人運営や企業との仕事、教育、動物保護など、少しずつ別の領域につながっていきました。
アニマル・プロフェッショナルズ・パートナーズ株式会社の代表取締役へ
さらに現在は、アニマル・プロフェッショナルズ・パートナーズ株式会社(A.P.P)代表取締役としても活動しています。
A.P.Pでは、ペットフード販売、ペット関連人材の育成・人材派遣、ペットフードOEM製造、人間基準の原料供給、ペット関連用品の海外展開支援などを事業として展開しています。公式サイトにも代表取締役として望月紗貴氏が掲載されています。
現在は、3社での仕事と、2018年から続けている個人事業を並行して継続しています。
「犬猫の資格を取ったら就職」だけが選択肢ではない
――これから犬猫の資格を取得する方に、どのような仕事の可能性があると思いますか?
資格を仕事に活かすというと、
「ペットショップに就職する」
「動物関係の会社へ転職する」
というイメージを持つ方も多いと思います。
もちろん、それもひとつの方法です。
でも、私自身の実体験では、それ以外にも仕事の作り方はありました。
犬猫の記事を書く。
ペットフードの商品開発に携わる。
教材を作る。
セミナーを開催する。
企業の商品を監修する。
ペット関連事業者をサポートする。
自分でペット関連商品を企画する。
会社を設立する。
そして、その事業収益を動物保護に活用する。
「犬猫の資格=この職業」ではなく、自分の知識・経験・得意分野を組み合わせて仕事を作ることもできると思います。
自宅で取得できる犬猫資格から仕事を始めるには?

――今は自宅で取得できる通信教育も増えています。仕事目的の場合、どのように講座を選べばよいでしょうか?
まず、
「資格を取りたい」
ではなく、
「資格を取ったあと何をしたい?」
から考えてみてください。
例えば、
犬の食事に関わる仕事がしたいなら、犬の食育・栄養。
猫の食事について専門性を持ちたいなら、猫の食育・栄養。
シニア犬猫に関わりたいなら、介護。
飼い主さんをサポートしたいなら、飼育や生活管理。
ペットフード関連企業と仕事をしたいなら、食育、栄養、療法食、ペットフードなど。
目指す仕事によって必要な知識は変わります。
EduTailでは、犬・猫について複数分野から自宅で学べる通信教育を展開しています。
すでに基礎知識があり、より専門的な内容を仕事へ活かしたい方はこちらです。
ペット関連で独立・開業するなら「資格+事業」の視点が必要
――ペット関連の仕事で独立したい人に不足しやすいものは何でしょうか?
専門知識だけではなく、事業として考える視点だと思います。
「犬が好き」
「猫が好き」
「資格を持っている」
ということと、継続して売上を作れることは別です。
独立するのであれば、
誰をお客様にするのか。
どんなサービスを提供するのか。
いくらで販売するのか。
どうやってお客様に知ってもらうのか。
どこから仕事を獲得するのか。
固定費はいくら必要なのか。
個人向けなのか企業向けなのか。
自宅で始めるのか店舗を持つのか。
こうしたことまで考える必要があります。
私自身、2018年に個人事業として始めてから、さまざまな失敗や試行錯誤を経験してきました。
だからこそ、これから独立する方には、資格取得と同時に「どう仕事にするのか」まで考えてほしいと思っています。
望月紗貴氏によるペット関連の仕事・独立開業相談

「犬猫の資格を取ったけれど、仕事への活かし方が分からない」
「ペット関連の仕事で独立したい」
「自宅でできるペットビジネスを始めたい」
「ペット関連の副業から始めたい」
「ペットフードやペット用品の事業を立ち上げたい」
「個人事業主として開業したい」
「何を商品・サービスにすればいいか分からない」
という方向けに、望月紗貴氏によるペット関連の仕事・独立開業相談を受け付けています。
料金:月額50,000円(税抜)
相談回数:週1回 × 月4回
相談者それぞれの仕事内容や目標に合わせて進め、個々の相談内容に応じた開業資料も無料で提供します。
一般論だけではなく、2018年に個人事業としてペット関連の仕事を始め、法人設立、企業向け事業、商品開発、教育、セミナー、動物保護などへ事業を広げてきた実体験をもとに相談を受け付けます。
独立開業相談のお申し込み
メール本文に、
「ペット関連仕事・独立開業相談希望」
と記載してお問い合わせください。
どんな人が独立開業相談を利用できる?
これから資格を取得する段階でも構いません。
「まだ何の仕事をするか決まっていない」という段階から相談できます。
例えば、
ペット関連資格を仕事にしたい
会社員からペット業界へ転身したい
自宅でペット関連の仕事を始めたい
犬猫の知識を副業に活かしたい
ペット関連ライターとして独立したい
ペットフード・ペット用品事業を始めたい
オンラインサービスを作りたい
ペット関連の講師・セミナー事業を始めたい
個人事業主として開業したい
将来的に法人化したい
といった相談を想定しています。
資格選びの段階で迷っている方は、EduTailのお問い合わせフォームも利用できます。
EduTail公式のお問い合わせ先として inquiry@caha.or.jp も掲載されています。EduTail(エデュテイル)
独立するときは「最初から大きく始めなくてもいい」

――独立するなら、最初から会社を作る必要がありますか?
私自身は、2018年にまず個人事業から始めました。
最初から現在のような形だったわけではありません。
仕事を受ける。
実績を作る。
専門分野を増やす。
取引先を増やす。
必要に応じて事業を広げる。
そうやって少しずつ現在の形になりました。
ですから、「独立=いきなり店舗を借りて大きな資金を投入する」と考える必要はありません。
仕事内容によっては、パソコンとインターネット環境を使って自宅から小さく始められるペット関連の仕事もあります。
固定費を抑えながら経験と実績を積み、事業として成り立つか確認してから拡大する方法もあります。
ペット関連の仕事で大切なのは「資格の数」だけではない
――たくさん資格を取得した方が仕事に有利でしょうか?
資格の数だけを増やせば仕事が増える、というものではないと思っています。
重要なのは、
何を知っているか
そして、
その知識を使って何ができるか
です。
例えば「犬の食事について勉強しました」だけではなく、
犬の食事について記事を書ける。
飼い主さん向けに分かりやすく説明できる。
教材を作れる。
商品企画に知識を活用できる。
企業向けの資料を作れる。
このように、知識を具体的な成果物やサービスへ変える力が仕事では重要になります。
資格は、そのための土台のひとつです。
ペットの資格を取得して仕事にしたい人へ

――最後に、これから犬猫の資格を取得する方へメッセージをお願いします。
私自身も、最初から現在の仕事内容が決まっていたわけではありません。
資格を取得し、会社員から独立して、2018年から個人で仕事を始めました。
そこから犬猫の記事を書いたり、ペットフードの商品開発に携わったりしながら経験を積んできました。
仕事を続ける中で法人を作り、企業との仕事が増え、教材制作やセミナー、動物保護などにも活動が広がりました。
そして現在も勉強は続いています。
ですから、資格取得を迷っている方には、
「資格を取ったら何になれる?」
だけではなく、
「その知識を使って、どんな仕事を作りたい?」
と考えてみてほしいです。
資格はゴールではありません。
でも、今とは違う仕事を始めるための最初の一歩にはなり得ます。
犬猫の資格を自宅で取得して、仕事への第一歩を
犬や猫に関する仕事にはさまざまな選択肢があります。
就職する人もいれば、副業から始める人もいます。
自宅で仕事をする人もいます。
個人事業主として独立する人もいます。
企業向けにサービスを提供する人もいます。
自分の商品を作る人もいます。
今回紹介した望月紗貴氏のキャリアも、犬猫の資格を取得した人のひとつの実体験です。
同じ資格を取得すれば同じ仕事や収入を得られるという意味ではありません。
大切なのは、資格で学んだ知識に、経験・実績・継続学習・事業づくりを積み重ねていくことです。
これから犬猫について基礎から勉強したい方はこちら。
すでに基礎知識があり、さらに専門性を高めたい方はこちら。
どの資格を選べばよいか迷っている方はこちら。
そして、
「資格を取った後の仕事まで相談したい」
「ペット関連で本気で独立・開業を目指したい」
という方は、望月紗貴氏による独立開業相談をご利用いただけます。
月額50,000円(税抜)/週1回 × 月4回
個々の相談内容に応じた開業資料を無料提供
📩 お申し込み:inquiry@caha.or.jp
メール件名または本文に、
「ペット関連仕事・独立開業相談希望」
と記載してお問い合わせください。
資格取得を「資格を持っている」で終わらせず、犬や猫に関わる仕事を実際に作るところまで考えてみませんか。